減薬する理由

減薬をどんなに頑張っていても、減薬する理由や目的が無く、ただ減薬することが目的になってしまっては、減薬には立ち向かえません

私がデパスを減薬しているのは、抗不安薬であるデパスが、逆に不安を呼んでおり、強迫症状を酷くしているのではないか、という思いが強いこと、また、耐性がつき、放っておけばどんどん薬の量が増え、増やさず同量飲んでいても離脱症状が出、離脱症状を抑えるためにさらに薬を飲みたくなる、というループに耐えられないからです

アシュトンマニュアルには、「ベンゾジアゼピンの長期服用により、記憶力および認知力の低下、感覚鈍麻、抑うつ、不安の増大、身体症状、依存など」を引き起こすことがあると書かれています

また、「耐性が形成されると、たとえ薬を飲み続けていたとしても、服用中に離脱症状が出現します」ともあります

十数年、デパスを飲み続けてきた私としては大いに納得できます

また、アシュトンマニュアルには、薬をやめたベンゾジアゼピン長期服用者が、「色彩が明るくなり、芝生が青々とし、心がすっきりし、恐れが消え、気分が高揚し、身体の活力が回復した」と述べている、と書かれています

その境地にぜひ辿り着いてみたいものです

皆さんもそれぞれに減薬している理由や目的がおありだと思いますが、ぜひご一緒に、青い芝生を見てみようではないですか

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漢方薬

数ヶ月前から漢方薬を飲んでいます

最初は、昔効いた加味帰脾湯を一ヶ月ほど飲みましたが、あまり効果はありませんでした

昔、デパスを一日0.5ミリしか飲んでいなかった頃は、何故か加味帰脾湯を飲むと、デパスを飲んだような感覚になっていました

昔効いたからといって、今効くわけではないようです

その後、加味帰脾湯をやめ、強迫性障害に良いとも言われている、抑肝散にプラスした、抑肝散加陳皮半夏を一ヶ月ほど飲んでみましたが、これも効果はわかりませんでした

下痢をしやすかったので、大建中湯も一緒に飲みましたが、こちらは効果があり改善しました

現在は、大建中湯は一旦休止し、柴胡桂枝乾姜湯を飲み始めたところです まだ効果はわかりませんが、神経過敏などにも効くようなので、効いて少しでも減薬の助けになるといいな、と思っています

とはいえ、漢方薬は副作用もある薬なので、飲まれる方は用量など気をつけてくださいね

漢方薬を上手く活用して、ベンゾ系などの減薬に役立てられるといいですね

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