減薬する理由

減薬をどんなに頑張っていても、減薬する理由や目的が無く、ただ減薬することが目的になってしまっては、減薬には立ち向かえません

私がデパスを減薬しているのは、抗不安薬であるデパスが、逆に不安を呼んでおり、強迫症状を酷くしているのではないか、という思いが強いこと、また、耐性がつき、放っておけばどんどん薬の量が増え、増やさず同量飲んでいても離脱症状が出、離脱症状を抑えるためにさらに薬を飲みたくなる、というループに耐えられないからです

アシュトンマニュアルには、「ベンゾジアゼピンの長期服用により、記憶力および認知力の低下、感覚鈍麻、抑うつ、不安の増大、身体症状、依存など」を引き起こすことがあると書かれています

また、「耐性が形成されると、たとえ薬を飲み続けていたとしても、服用中に離脱症状が出現します」ともあります

十数年、デパスを飲み続けてきた私としては大いに納得できます

また、アシュトンマニュアルには、薬をやめたベンゾジアゼピン長期服用者が、「色彩が明るくなり、芝生が青々とし、心がすっきりし、恐れが消え、気分が高揚し、身体の活力が回復した」と述べている、と書かれています

その境地にぜひ辿り着いてみたいものです

皆さんもそれぞれに減薬している理由や目的がおありだと思いますが、ぜひご一緒に、青い芝生を見てみようではないですか

0

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です